自分が本当に結婚したいかどうかわからない…。
幸せな結婚生活を送っている友人を見て羨ましく思う反面、自分にはまだ自信がない、あるいは結婚することのメリットが見えない、と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、結婚への迷いを解消し、あなたにとって本当に幸せな未来を見つけるための方法を解説します。
結婚を迷う原因
結婚を迷う理由は、さまざまあることでしょう。
- 焦燥感
- 社会的なプレッシャー
- 理想のパートナー像とのギャップ
- 経済的な不安など
まずは、迷いの原因となっているものをひとつずつ掘り下げてみましょう。
焦燥感
結婚にあまり興味がなくても、身近な友人たちが次々と結婚していくと「私も今のままじゃだめなのかな…」と焦ってしまうことがあります。
そんなときは、「あ、私は今焦ってるんだな」と考え、自分を俯瞰して見てみてください。焦っている自分が滑稽だなと思えるようになれば、徐々に焦燥感は消えていきます。
社会的なプレッシャー
結婚しない人は年々増えているとはいえ、今でも少数派であることにはかわりありません。
親や親戚などに「結婚はまだか」とせかされたり、知り合ったばかりの人に「ご結婚は？」と訊かれたりすることもあるでしょう。
そういうやり取りをプレッシャーに感じる場合は、答えをあらかじめ決めておくと少し楽になります。
「結婚はまだか？」 → 「（結婚が）決まったらちゃんと言うから心配しないで」
「ご結婚は？」 → 「独身を謳歌してます」
同じ質問をされないように壁を作りながら、明るく答えるのがポイントです。
理想のパートナー像とのギャップ
「将来結婚するなら、相手はこんな人がいい」という理想がある場合、周囲の男性の言動やネットの主婦たちの愚痴などを目にするたびに「理想の男性なんていないかも」と幻滅してしまいがちです。
人間関係というのは、自分にとってメリットだけをもたらしてくれるものではありません。
夫婦というのは特別な間柄ですが、人間関係の基本は夫婦でも友達でも同僚でも同じと考え、「いいところも悪いところも含めてその人なんだ」と考えることが大切です。
経済的な不安
独身のままでも経済的な不安はありますが、結婚したら今度は「家庭を運営していく」というプレッシャーがあります。
夫にもし借金があったら？
夫の家族に援助を頼まれたら？
子どもが生まれても仕事を続けられる？
子どもの教育費や家のローンを払える？
守るものが自分だけじゃなくなった分、経済的な不安は独身時代よりも増えるかもしれません。結婚する前にきちんとお金の話をしておくことで、経済的な不安を少なくすることができます。
結婚によって得られるものと失うものについて考えてみよう
結婚は人生における大きな決断です。
結婚によって得られるものと失われるもの、そのバランスをどう取るかが大切です。よく言われていることですが、結婚はゴールではなく、スタートなのです。
結婚することで得られるもの、失うものは人それぞれですが、主なものをあげていきます。参考にしてみてください。
結婚することで得られるもの
- 経済的な安定
- 家事（育児）の分担
- パートナーのいる安心感
- 親や周囲を安心させられる（世間体を守りやすい）
結婚することで失う可能性が大きいもの
- 自由な時間
- 経済的な自由
- 気楽な人付き合い
- 気楽な休日
本当に結婚したいか？自分自身に問いかけるための3つの質問
Q.結婚によって得られるものは、結婚でしか手に入らないものなのか？
- 経済的な安定は自分ひとりでは手に入れられないもの？
- 家事（育児）は結婚相手以外に頼ることもできるのでは？
- 安心感はほかのもので得ることはできない？
- 親や周囲を安心させる方法はほかにはない？
結婚したらすべてが手に入るわけではありません。
それらがほかの方法で手に入るとしたら、自分はそれでも結婚したいのか？と自問自答してみましょう。
Q.結婚以外の選択肢ではだめなのか？
- 同棲はだめ？ → どうして？
- 事実婚はだめ？ → どうして？
- おひとり様ライフはだめ？ → どうして？
結婚という形にこだわらずに生きていくことの、何がどうだめなのか？を、自問自答してみましょう。
そこで、「だって親が…」「世間体が…」という答えが出てきたら、親や世間体のために結婚したいのか？それが自分の人生の優先事項なのか？と考えます。
結婚の理由として、「親のために」「世間体のために」というのは立派な理由にはなります。
でもそれが自分にも当てはまるのか？と何度も問いかけるのが大切です。
Q.今の自分にとって何が一番大切？
- 趣味
- キャリア
- 気楽な人間関係
- 自由な時間
- 経済的な自由
- 親を安心させること
- 世間体を守ること
自分にとって何が一番大切なのかを考え、「結婚してもその大切なものが守られる」、あるいは「結婚したら手に入る」のであれば結婚へのステップに進んでも大丈夫でしょう。
迷ったら一度やってみる、というのもアリ！
結婚したらもう後戻りはできない、ということはなく、「やってみたけどダメだった」と、もう一度独身に戻ることもできます。
ずっと迷っているくらいなら、思い切って結婚してみるというのもひとつの手です。
もちろん、結婚するにあたって費用がかかったり、精神的な苦痛を味わう羽目になったりと、「取り返せないもの」もたしかにあります。それでも「一度やってみたけどだめだった」ということがわかれば、自分も周囲も納得がいくことでしょう。
それに、「結婚してみたら想像以上に幸せ」というパターンのほうが多いのもまた事実。
結婚は幸せを与えてもらうものではなく、与え合うもの。自分が与える側になることに幸せを感じるのは、人間の本能ともいえます。
頭で考えることに疲れたら、思い切って一歩踏み出してみることをおすすめします。
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