「夢を追う彼氏と、このまま一緒にいていいのだろうか?」
夢を追う彼氏がいる女性が、一度はぶつかるこの悩み。
特に、結婚し子どもを持ちたいと願う女性にとっては、切実な悩みとなっていることでしょう。

今日は、夢を追う彼氏との未来を考えるための、「5つのチェックリスト」を紹介します。
彼との未来に不安を抱える人の参考になったら嬉しいです。
夢を追う彼氏を持つ女性が未来を考えるときの、5つのチェックリスト
- 彼の努力は「夢物語」か。「現実的な挑戦」か?
- 経済的なプランを一緒に考えられるか?
- 2人の結婚観は合っているか?
- 彼のことを「誇れる存在」だと思えるか?
- 別れることを考えたとき、心はどう反応するか?

今からこの5つの点について、考えていきましょう。
1 彼の努力は「夢物語」か、「現実的な挑戦」か?
夢を追う彼氏の姿は魅力的ですよね。しかし、重要なのはその夢が現実に結びついているかどうかです。
- 毎日地道な練習や制作に打ち込んでいるか?
- 小さくても成果や実績が積み上がっているか?
- プロとして生き残るための具体的な戦略を考えているか?
お笑い芸人を目指す彼が、週に数回しかネタ合わせをせず、舞台にも立っていないなら、それは「夢を語っているだけ」にすぎません。
毎日ライブやオーディションに挑戦し、SNSでの発信も欠かさず、少しずつファンを増やしているなら、現実的な挑戦と言えます。
夢が「口先だけ」なのか、「行動を伴っている」のかを見極めることが第一歩です。
2 経済的なプランを一緒に考えられるか?
「愛があればお金なんて関係ない」。
とても素敵な考え方ですが、現実はそうも言ってられません。
- 彼の現在の収入はいくらか?
- 今後3年~5年でどの程度の収入が見込めるか?
- あなた自身の収入や貯蓄で補えるのか?
結婚を考えたとき、将来のためにお金のことを話し合える関係性であることはとても大切です。特に子どもを望む場合は、あなたが働けなくなる可能性も考えておく必要があります。
もし彼がお金の話を避けようとするのなら、その彼との未来は諦めたほうがいいかもしれません。
3 二人の結婚観は合っているか?
結婚に求めるものは人によって違います。お互いがどういう結婚観を持っているのかを話し合いましょう。
- あなたはどの程度「安定」を大切にしたいのか?
- 子どもを望む場合、生活基盤は整えられるか?
- 親や家族の理解は得られるか?
例えば、あなたが「35歳までに子どもが欲しい」と考えているなら、無収入に近い彼を支え続けるのは現実的ではありません。
「私は自分のキャリアがあるし、収入もあるから、彼の夢を応援しつつ結婚しても大丈夫」と思えるなら、結婚にむけて踏み出してもいいでしょう。
4 彼のことを「誇れる存在」だと思えるか?
結婚生活は二人だけのものではありません。二人の両親や親戚、友人たちなど社会との関わりの中で築かれていきます。
- 彼を堂々と家族に紹介できるか?
- 彼の努力や生き方を誇れるか?
- 将来、子どもに彼の人生を語れるか?
もし「友達には紹介したくない」「親に言いにくい」と思うなら、二人の関係はあなたにストレスを与え続けます。
逆に、経済的にはまだ不安定でも「彼は本気で頑張っている」「私は彼を尊敬している」と胸を張れるなら、二人の関係を続けていってもいいでしょう。
5 別れることを考えたとき、心はどう反応するか?
「もし別れたらどうなるか?」と自分の心に問いかけてみてください。
- 別れることを想像するとホッとする → すでに答えは出ています。
- 別れたら後悔しそうと思う → まだ支える価値があるかもしれません。
心理学では、「未来の後悔回避」という考え方があります。人は「未来の後悔」を強く避けようとするものなのです。
「別れたら後悔するのか」「支え続けたら後悔するのか」をじっくり考えてみると、自分にとっての最善の選択が見えてくるかもしれません。
さいごに 気持ちは変化するものと考える
夢を追う彼氏との未来について友達や家族に相談すると、多くの場合、別れることを勧められるでしょう。それは、あなたのことを大切に思っているからです。
よく、有名人が「長い下積み時代を支えてくれた女性を捨て、別の若い女性と結婚した」なんてニュースを聞きますよね。人の気持ちは変化するものなので、友達や家族はそれを心配してくれているのです。
でも、ここでひとつ立ち止まって考えてみてください。
変化する可能性があるのは彼の気持ちだけではありません。あなたの彼への気持ちも、変化する可能性が高いのです。
すぐに結論を出そうとせず、「今の気持ち」に素直に従い続けるのもひとつの方法です。
あなたが「将来は結婚し、子どもを持ちたい」と強く願うのであれば、未来の見えない今の彼から、自然と気持ちが離れるときが来ます。
逆に、「他の誰でもない、この人とともに人生を歩んでいきたいんだ」と強く思う日がくるかもしれません。
今はまだどっちに転ぶかわからなくても、常日頃から「今の気持ち」に焦点を当てて過ごしていれば、自分の気持ちが変化したときに気づくことができます。
そのときにもう一度、二人の未来について考えてみてください。きっとそのときには、思い悩まずに人生の選択ができることでしょう。
コメント