人からもらったものを捨てても失礼じゃない!罪悪感を解消する考え方のヒント

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断捨離や終活を始めると、多くの人が直面する「人からもらったものを捨てられない」 という問題。

誕生日や結婚祝い、旅行のお土産、ちょっとしたプレゼント…。そのひとつひとつには、思い出や贈ってくれた人の気持ちが詰まっていて、なかなか捨てられませんよね。

今日は、「人からもらったものを捨てても失礼じゃない」という視点から、罪悪感を和らげてスッキリと片づける方法を紹介します。

 

なぜ「人からもらったもの」が捨てられないのか

  • 罪悪感
    「せっかく選んでくれたのに、捨てたら申し訳ない」と感じる。

  • 思い出の紐づけ
    「これは友達が旅行先で買ってきてくれた」と、物=人の記憶として残っている。

  • 人間関係への不安
    「捨てたことがバレたら、関係が悪くなるのでは?」という恐れ。

  • 社会的証明の罠
    心理学的に、人は「他人から与えられたもの」に強い価値を感じやすい。そのため、実際には使わなくても「取っておいたほうがいいかも」と思ってしまう。

自分で買ったものより、人からもらったもののほうが手放しづらいんですよね。

罪悪感を解消する考え方3つ

1. プレゼントは「受け取った時点でその役目を終えている」

プレゼントというのは、相手の気持ちをモノに託したものです。

なので、「ありがとうございます」と言って受け取った時点で、相手の気持ちはあなたに届いています。そして、相手も「気持ちを受け取ってもらった」と感じて喜びます。

プレゼントは、あなたが笑顔で受け取った時点で、本来の役目を終えているのです。

2. 写真で残しておけば忘れない

プレゼントされたものを写真に残しておけば、あとからプレゼントを貰ったときのシチュエーションやくれた人のことを思い出すことができます。

写真に残すのは、プレゼント以外のものを手放すときにもおすすめの方法です。

3. あげたほうは意外と忘れているもの

あなたもこれまでに、誰かにプレゼントをあげた経験があると思います。それらのすべてを覚えているでしょうか?

プレゼントをくれた人も、「これを一生大事にしてほしい!」と念をこめて贈っているわけではありません。「喜ぶ顔が見れたらいいなぁ」くらいの気持ちのことが多いものです。

相手の優しさや思いやりに感謝し、モノは手放しても失礼にはならないと考えましょう。

 

「ねえ、私が前にあげたやつ使ってる?」と訊かれたら?

プレゼントを渡すというのは、言ってみれば自己満足な行為です。「喜ばれたい。感謝されたい」という見返りを求めているのです。

なので、本来なら「嬉しい!ありがとうございます」とお礼を言われた時点で満足するべきなのですが、ごくまれに「ねえ、私が前にあげたやつ使ってる?」と訊いてくる人もいます。

そういうときは、嘘も方便です。「使ってるよ」とか、「使いすぎて壊れちゃった」などと言ってその場をやり過ごしましょう。そして今後は、そういう人からのプレゼントはお断りするのが賢明です。

でもこういう人って、受け取ったときに喜ぶと「これが好きなんだ」と勘違いして、また同じようなものをプレゼントしてくれたりするんですよね。笑

 

以下のような方法で対策するのもおすすめです。↓

 

  • モノはいらないとはっきり断る
  • 終活をしていると伝える
  • 断捨離仲間に誘う

断っても断っても送ってくるときはどうしたらいい?

よくあるのが、親戚や義理の両親からのもらいもの。ありがたいけれど好みじゃないもの、そもそも使い道のないものなど、「迷惑なプレゼント」に悩むお嫁さんは多いようです。

一度やんわり断って、それでも贈り続けてくるのであれば、それはもう相手側の自己満足にあなたがつきあってあげているのだと考えましょう。

相手がほしいのは、あなたからの「感謝の気持ち」と「あなたの人生において自分が重要な役目を果たしているんだ」という自己肯定感です。

笑顔でお礼を言って相手の欲求を満たし、もらったものは捨てるなり売るなり譲るなりして遠慮なく手放しちゃいましょう。

まとめ 人からもらったものを捨てることは薄情なことではありません

人とのつき合いで大切なのは、もらったモノではなく、心のつながりです。

もらったものを捨てたからといって、その人との関係性まで捨てたことにはなりません。もしそれで相手との関係性が壊れるのであれば、その人とのご縁はその程度のものだったのだと諦めましょう。

モノにも、くれた人の気持ちにも「ありがとう」と感謝をして、どうぞ晴れやかな気持ちで手放してくださいね。

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